2015年2月28日

アーティストチャレンジ(5日目最終日)

【Artist Challenge】(5日目最終日)

5日間毎日3つずつ画像をアップし、毎日一人ずつ次の人を指名するアーティストのリレー。タッチドローイング創始者デボラ・コフチェイピンから引き継ぎました。本日が最終日です。

全体意識に関する3枚を選びました。

アメリカで行われるリトリートの終盤に、野外のラビリンスで参加者全員が祈りを捧げ、歩く瞑想をします。この頃には、私の指が導く領域は意識の深層部へと達しています。個人の感情を超えた全体レベルである高次の意識です。

私の中から人類や地球への愛が溢れ出し、それが全てを包み込み、自分へと返って来る感覚になります。ごく自然に、自分が宇宙になったような感覚にもなります。そこには、ただ純粋な創造のエネルギーが呼吸をするように波打っています。

私と周りのあらゆるものとの関係が、美と調和で満ちている世界。私の魂は、記憶とともに、それを実現したくてこの地球に生まれて来たのかもしれません。

デボラがタッチドローイングを見出したとき、それは人類全体への贈り物なのだという気がしたと言っていますが、私もそう思います。タッチドローイングの持つ深さと広大さに触れるとき、それ自体が持つ意志と計画のようなものを感じずにはいられません。

根底を揺るがす新しい意識の波が押し寄せる今、日本にタッチドローイングを根付かせ、そこに集まる人々とともに、新しい現実を積極的に創り上げて行きたいです。

敬愛するデボラ・コフチェイピンと私の魂の道案内であるタッチドローイングとの出会い、そして魂の道の途上で出会う全ての人々に感謝を捧げます。

倉田順子のホームページ:www.junkokurata.com
次回のタッチドローイングワークショップ:4月11日・12日(仙台近郊)、4月25日〜27日(大分県湯布院)詳細情報:www.junkokurata.com
タッチドローイング公式ページ(英語):http://touchdrawing.com
創始者デボラ・コフチェイピンのアート:http://touchdrawing.com/gallery












2015年2月27日

アーティストチャレンジ(5日目)

【Artist Challenge】(4日目)

5日間毎日3つずつ画像をアップし、毎日一人ずつ次の人を指名するアーティストのリレー。

からだに関する3枚を選びました。

タッチドローイングでは描く象と身体感覚が密接に繋がっているため、私はドローイングを始めることにより、以前より自分 の体に意識を向けるようになりました。絵を通して、からだが持っている叡智やエネルギーをより強く感じるようになりました。

アメリカで行われるリトリートの最後に長時間踊り続ける祝祭があり、そこで私は裸足で駆け回り、生まれて初めて自分の本当の声を腹の底から発して(声が勝手に出た)、自分の中の野生の力を取り戻しました。そのとき、強烈な懐かしさに包まれました。

私という存在を、肉体を持っていることのよろこびを、この地上に天に知らしめるがごとく、足を踏みならし大空に向かってあらん限りの声を発しているとき、自分という存在が、歓喜とともに大地や森の木々と溶け合って空間に広がって行く感覚になりました。

天と繋がるとき、今この大地で生きているよろこびが湧き起こり、大地と繋がるとき、天への感謝に心震えます。

肉体は、この大地で生きていることの証。

この足を動かし、この手を使い、自分の本当の声を発する。足にも手にも声にも、大木の年輪に刻まれているような叡智が備わっているから、それを使ってわたしを表現していきたいのです。















2015年2月25日

5日間のアーティストチャレンジ(3日目)


【Artist Challenge】(3日目)

5日間毎日3つずつ画像をアップし、毎日一人ずつ次の人を指名するアーティストのリレ
ー。

2012年にワシントン州ウィッビーアイランドで開かれたタッチドローイング・ギャザ
リング(リトリート)第4日目に、古木が林立する森の中で行ったドローイングから3枚(と写真3枚)を選びました。

シアトル近郊の島ウィッビーアイランドは、白頭鷲やフクロウが身近に棲息する緑豊かな
場所で、会場も森の中の広大な敷地にあります。その年私はリトリートに初参加し、野外でのドローイングも初体験でした。

自然とがったとき何が起こるか?どんな象が描かれるのか?
考えたこともありませんでした。

それでもやっぱり私の心は、指は、知っていました。

自然から受け取るインスピレションは、私の感性のフィルタを通して得た情であり、そこかられる象は言とはなるコミュニケションによるものであり、私の魂のりかけであり、私と自然(神)との共同造なのでした。

連続したを通して流れ出る言き留めると、それはひとつの物になっていました

今思い出してもため息が出るような、それは魔法のような深い深い体でした。

森の中で描いた10枚のと木々の写真、言はこちらでごいただけます。
http://hoshinoto.blogspot.jp/2013/02/blog-post_26.html




  

I, the Sacred Space (私というなる所)」

とひとつになる
 そこは神
ときをぐ存在
それはわたしでもあった
ずっとそこにあった
わたしという







 

Cycle of Life(巡るいのち)」

根元にできた木のこぶに
宇宙の法則を司る
月の宇宙母を観る
魂のグループが
母胎という輪廻の輪から
またこの世へと
約束とともに送り出される










 
「Wisdom Offered(与えられる叡智)」

大地と空がつながる場所に
ぽっかりと空いた白いトンネル
目くるめく光の渦が押し寄せ
新しい意識への扉が開く




2015年2月23日

5日間のアーティストチャレンジ(2日目)

【Artist Challenge】(2日目)

5日間毎日3つずつ画像をアップし、毎日一人ずつ次の人を指名するアーティストのリレー。

心という深い海を潜って行くとき、様々な感情とともに心の風景がごく自然に立ち現れてきます。そして、指の動きとともにそれらの感情をくぐって行くと、その奥に扉が現れます。

それを開けると、その向こうに静寂の世界があります。扉は本当は開けるのではなく、一瞬で開きます。私が気づくだけのことなのです。

ときにはガラスが吹っ飛ぶ勢いで、ときにはすうっと浮かび上がるように現れる静寂。ずっと変わらずそこにあって、あり続ける世界。

愛おしさと懐かしさが込み上げます。どんな風に現れようと、それは一瞬にして世界が180度変わってしまうほど、優しく太く力強い存在です。それは「わたし」なのです。

紙の上で指が導いていく途上で、何度でも新しい扉に出会って行きます。何度でも、新しいけれどずっとそこにあった自分に出会って行きます。



 「Wings of Clarity(明晰の翼)」



 「Emergence (出現)」




「I am the Tree(私は樹)」





2015年2月16日

5日間のアーティスト・チャレンジ(1日目)

 久しぶりにブログを更新します。


【Artist Challenge】(1日目)

5日間毎日3つずつ画像をアップし、毎日一人ずつ次の人を指名するアーティストのリレー。Facebook でタッチドローイング創始者のデボラ・コフチェイピンから指名をいただき、有り難く受け取りました。このブログには、作品と文章を掲載します。


私は、今から6年前の2009年にタッチドローイングに出会いました。これは初体験のときの絵(後で色付けしました)です。それぞれの絵に説明を付けました。

絵を描くのは高校以来で、それも思考を使わず感じるままに指を動かすという全く初めてのやり方に戸惑うのではないかと思いきや、手は勝手にどんどん動き、内側からごく自然に感覚や言葉が溢れ出る深い体験でした。

それらのイメージが一体どこからやってくるのだろうかと不思議に思いました。そのときは、それが私の魂の表現の始まりだとは、まだ気づいていなかったのです。


「Energy Flow from the Source (源からの流れ)」



 「Trust (信頼)」
Trustという言葉の語源は「木の根」から来ていると

知人から聞いたことを思い出したとき、このイメージが出現した。




「Dreamtime (ドリームタイム)」
紙にできたシワを見ていたら、クリスタルの世界に滑り込んだ夢を
見たことを思い出し、それを描いた。ほとんど変性意識状態に近い。


<2日めと続く >