2008年5月29日

365歩のマーチ

昨日、苦しい時期の真っ只中にいる知人のことを思った時に、この歌が浮かびました。彼女に贈ります。

ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー


幸せは歩いてこない
だから歩いてゆくんだね
一日一歩三日で三歩
三歩進んで二歩さがる
人生はワン・ツー・パンチ
汗かきべそかき歩こうよ
あなたのつけた足跡にゃ
きれいな花が咲くでしょう

腕を振って 足を上げて ワン・ツー ワン・ツー 
休まないで歩け ソレ ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー  


幸せの扉は狭い 
だからしゃがんで通るのね
百日百歩 千日千歩
ままになる日もならぬ日も
人生はワン・ツー・パンチ
明日の明日はまた明日
あなたはいつも新しい
希望の虹を抱いている

腕を振って 足を上げて ワン・ツー ワン・ツー 
休まないで歩け ソレ ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー  


幸せの隣にいても
わからない日もあるんだよ
一年365日 一歩違いで逃がしても
人生はワン・ツー・パンチ
歩みを止めずに夢みよう
千里の道も一歩から
始まることを信じよう

腕を振って 足を上げて ワン・ツー ワン・ツー 
休まないで歩け ソレ ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー ワン・ツー

2008年5月23日

旅は意識を広げる

昨年、チャネラーにチャネリングをしてもらったときに、旅について、私のガイドはこう言った。

「旅は意識を広げ、視野を広げる。日常生活以外に体を置くことで、現実から離れる。現実は行動も予測できるので、波動的には同じ場所にいるのである。

しかし、旅により、別の波動と共振する。すると、自分の中の隠れた領域が開いて、感性や感覚、感情、知性がアップする。

カルマで感情が上がったときは、出して流すようにするとよい。これは一時的なものなので、こだわる必要はない。

また、旅をしたときに、そこにいるだけでもよいが、日記をつけて『こういう感じがした、こう思った』など、すべての感覚を使って感じたことを細かにつけることで、顕在意識と潜在意識が統合されるようになる。すると、その顕在意識と潜在意識がさらにつながるようになり、意識の位置づけができる」

確かに、旅に出ると行動に予測はできない。初めての場所は、見るもの触れるものすべてが新鮮で、波動も全く違う。無意識のうちに「心の触覚」を使って感じてみている。それは、日常生活の中ではあまりやらないことだろう。この「心の触覚」を使うことで、潜在意識に焦点が当たるのかもしれない。

初めてなのに、初めてではないような感覚に襲われたり、深い部分でとても懐かしく感じる場所に出くわす場合もある。または、急に悲しくなったり、恐怖感が湧いたりすることもある。その感情がどこから来ているのか、戸惑うこともある。きっとそれは、魂が訪れてみたかった場所なのだろう。

思考や行動とつながる顕在意識だけでなく、普段隠れて気づいていない部分である潜在意識に焦点を当てることで、人の意識は広がり、より全体性に近づくことができるのかもしれない。

先月沖縄本島と石垣島、竹富島へ行った。沖縄・八重山地方の旅行は今回は二度目であったが、二年前に初めて竹富島を訪れたときに、フェリーから降りて島に足を付けた瞬間からなんとも言えない安堵感に包まれ、それは、実家に帰るときに感じるよりもずっと強く、心の奥から来る深い深い安堵感であった。

今回竹富島では、不思議な体験をした。昔「琉球」と言われていた地域である沖縄・八重山地方は、やはり特別な場所であるように感じた。そのことについては、沖縄の旅日記として後日書こうと思う。

2008年5月14日

アイデンティティの再確立

一昨日こんな夢を見た。

友人と一緒に川が流れている所にいて、川岸でウトウトしていた。太陽の光が暖かく気持ちがよい。川の水は白っぽい水色で、沖縄で見た海の色を思わせる。

白鳥が一羽水の上に浮かんでおり、周りにはトンボがいっぱい飛んでいる。トンボは水面にもたくさんいる。また、水の中には小さい魚がたくさんいるのが見える。心が落ち着き、気持ちがよい光景だ。すると、白鳥が水面にいるトンボを躍起になって食べ始めた。

突然、川の上流から水が押し寄せてきた。危ない!うかうかしていたら水にのまれてしまう!取る物もとりあえず、私は友人と一目散に高台へと走って避難した。大量の水が押し寄せてきて、私たちがいた場所はたちまち水にのまれてしまった。

水が引いた後、先ほどの場所に戻ってみると、私の財布は流されてしまっていた。財布には、お金や身分証明となる免許証やクレジットカードが入っていたが、それが全てなくなってしまった。「ああ、お金も免許証もクレジットカードもなくしてしまい、これからどうすればいいのだろう!」と嘆いていたところ、流されずに残っていたものがあることに気づいた。それは、いつも旅行に行く時に持っていく、指輪などアクセサリー類を入れる布袋であった。開けてみると、赤いスカラベ(フンころがしコガネ虫のことで、古代エジプト時代のお守り)の指輪が出てきた。そこで目が覚めた。

白鳥とトンボは、頭の中に鮮やかなイメージとして残った。大水が押し寄せてくる様子は強烈だった。これは明らかにメッセージ。そう思ったので、テッド・アンドリュー著の「Animal Speak」を開いてみた。この本は、主にネイティブ・アメリカンによる動物界の智慧の解釈を説明したもので、私は特徴的な動物の夢を見た時には、この本を開くことにしている。

白鳥の特徴を見てみると、くちばしと足以外は真っ白で首が長い。また、翼は一打で人間の腕を折ってしまうほどの力があり、くちばしも強く、白鳥の寿命は長いもので80年ということである。

スピリチュアルな解釈として、白い色は太陽(陽のエネルギー)を象徴し、長い首は、頭(高次元)と体(低次元)をつなぐものである。その教えは、「醜いアヒルの子」に象徴されるように、外観に惑わされず、自分や他の人の中にある内なる美を見出し、それを外界へとつなげていくことである。自らの中にある美と力を見出したとき、人はそこから生命の力を得ることができる。

トンボについては、水の中にいる幼虫が成長し、やがて変容して空中を飛ぶトンボになる。水は感情を象徴し、水の周りに生息するトンボは、理性と感情の両方を表現することの必要性を表している。トンボが現われた場合には、特に自分の感情に意識を向けることが大切であるということだ。

また、幼虫から成虫になるまでにほぼ2年かかることから、2年の転換期を経て具体的な形が現われるときであるか、その転換期がこれから始まるか、または2年以内に望みを達成すべく変化を起こすときであると解釈される。

トンボは日中に活動し、その活動は夏に最も盛んになることから、水のそばで太陽の光を浴びることで活力が得られると解せる。トンボは太陽と光の世界に関係するが、光は一日を通して刻々と変化するものである。トンボの一生を見た場合も幼虫から成虫への変容をはじめ、死ぬまで何度も体の色が変わる。このことから、トンボは「変化」を示すものであり、自分の中で生じている変化を認め迎え入れるときである。私たちは光の存在であり、創造性を使ってその光を輝かせることができることを教えてくれている。人生は光と色に満ちており、錯覚に惑わされず、その奥にある真実を見抜くことで、自分本来の光を輝かせることができる。

う~ん、深いメッセージである。それにしても、白鳥がトンボを「食べる」行為はいかに解釈するのか・・・。そうこう考えているうちに、それよりも、大水が来てお金や免許証、クレジットカードをなくしてしまったことの方へと考えが移った。

実は、その夢の前にも、火山が噴火して溶岩と土石流が押し寄せ、死ぬ覚悟をしている夢を見ている。昨日は、自分は高校にいたいのに、そこには新しい生徒が入り新しい場所となってしまい、もはや私がいる場所ではなくなったという夢を見た。

これらを合わせてみると、やはり変化のときが来ているようで、免許証とクレジットカードをなくすことが象徴しているように、どうも自分のアイデンティティの再確立をすべきときに来ているようである。そのときにキーとなるのが、水が引いた後に出てきた赤いスカラベの指輪。古代エジプト人にとってのスカラベは彼らの精神性を表すもので、お金や免許証やクレジットカードとはあまりにも大きく異なるものである。

もうひとつ、興味深いことは、日本で書店に入って真っ先に飛び込んできた本が「3日で運がよくなるそうじ力」(舛田光洋)。今、日本では掃除の力が見直されているようであるが、掃除で波動を変え変化を起こすというのには納得できる。日本から帰ってから、掃除をしてスッキリしたくてたまらない。それはもちろん、散らかっているからであるが、それに加えて、今回、帰郷してひとつ何かをなし終えた感があり、自分の中で何かが変わったことを感じているからであろう。

変化、アイデンティティの再確立、この言葉を胸に思い切って捨てるものを捨て、新しい自分と向かい合うときが来たように思う。

2008年5月12日

あなたは愛である

3月末からつい先日まで、1ヶ月以上日本にいた。これまでも年に2回ほど帰っていたが、これほど長い帰郷は今回が初めてである。しかも今回は、日本へ行く前から今までとは違った帰郷になることを感じており、実際にそうであった。滞在中、実家を中心に横浜、沖縄、石垣島、竹富島、伊勢神宮などを訪れたが、家族との絆から生じる癒し、行く先々での不思議な出来事、奇跡的なことなど、様々なことがあった。

そして、何よりも私にとって今回の帰郷のテーマは、「愛:無条件の愛」であった。このテーマは、昨年の6月に、私が信頼しているチャネラーを通じて、私のガイドスピリットから提示されたものである。

そのメッセージとは

「毎日の瞬間が、無条件なものであるかどうかを確認しなさい。心がどこまで開いているか、自分の中の位置を確認しなさい。閉じてもよいが、常に愛の中心にいること。その愛が自分から流れ出ているか、循環しているか。そのことを確認しなさい」
というものであった。

ガイドはいつも私の成長を見守り、助けてくれている。これは、とてもありがたいメッセージだった。愛の中心にいるとはどのような感覚なのか。愛の本質とは何か。その力はどのようなものか。それが自分や人をどのように癒すのか。私は愛を自分の軸にすることができるか。そんなことを考えた。

宇宙からの答えは、帰郷中の出来事を通して、シアトルに戻る前日に最も個人的でしかも最も心を揺さぶる方法で来た。

「愛は氷を溶かし、壁を取り払い、不可能を可能にする。愛はすべてを変える。」

感動と感謝の気持ちを胸一杯に日本から戻ったその日、家族や今回出会った人々、場所など滞在中のシーンが次々と心に浮かび、そのすべてにいとおしさがこみ上げた。それと同時に、手に持ったペン先から言葉が流れ出た。



あなたが愛そのものになったとき
純粋に愛になったとき
あなたには相手の魂の姿がわかる

あなたの眼には、殻の内側、壁の向こう側にある真の姿が見え
あなたの耳には、聞こえる言葉の裏、その言葉の奥にある真の声が聞こえる

闇を貫き、その向こう側にある小さな光を引き出し
魂の力、輝きを取り戻す手助けとなれる

あなたに出会う人々は
ひそかに待っていた
あなたが来てくれることを

あなたが心の眼で見つめ、心の耳で聴いてくれることを
すべてを受け入れ、包み込んでくれることを
「大丈夫、すべては順調だ」と言ってくれることを
いつでもやり直せ、どんなことも可能なのだと勇気づけてくれることを

あなたが愛そのものになったとき
あなたの眼、口、手、足、その体全体から
愛のエネルギーがほとばしる

ただそこにいるだけで
周りのすべてが輝きを増す
本来の姿を取り戻す

太陽の光がキラキラと反射する穏やかな海の上に
ゆらゆら浮かんでいるように
暖かく心地よい

愛は太陽であり、海であり、あなたである
輝ける愛の光になり、輝き続けよ

あなたは愛である

愛は氷を溶かし
壁を取り払い
不可能を可能にする
愛はすべてを変える

あなたは愛である