最近ずっとブログをご無沙汰しておりまして、ある方から病気ではないのかとお気遣いのメールをいただいてしまいました。
実際には一度もお会いしたことのない方に、優しいお言葉をかけていただいて、本当にありがたいです。嬉しいです。
私は元気いっぱいなのですが、今年の4月、5月、6月と速いスピードで内面の展開があり、それに畑のシーズンが始まったのも手伝って、心身ともに手一杯の状態が続いております。野菜は日に日に大きくなり、今年は雨が極端に少なく高温の日が続いているので、水遣りや草抜き、収穫など、いやぁ畑仕事はきりがないですね。楽しいですが、忙しい。
それにしても、自然の力にはただただ驚くばかりです。雨ひとつとっても、人間がホースで撒く水と自然の雨とでは、野菜の成長ぶりが全然違うのです。適度な量の雨が降った後の畑は調和がとれているというか、野菜から出る波動が一段と優しく、すべてがグンと大きくなっています。考えてみれば、晴れている日に水を撒くということ自体、不自然ですよね。
日向、日陰、高温、低温、湿度など、野菜それぞれの好みがあります。予測できない自然とどうやって折り合いをつけて野菜を作るか・・・。これも深い世界です。畑を始めて今年で10年になりますが、知らないことだらけです。
今年作っている野菜は、キャベツ、青ねぎ、タマネギ、ニンジン、ズッキーニ、かぼちゃ、ビーツ、チャード、ケール、キュウリ、レタス、インゲン、カリフラワー、ラディッシュ、ミズナ、春菊、トマト(ミニトマトとローマトマト)、ジャガイモ、シソ、ソラマメ、サヤエンドウ、スナップエンドウ、グリーンピース、ニラ、チャイブ、シャロット、イチゴ、ガーリック、シラントロ。
今日は、ソラマメとエンドウにキャベツ、ケールを少しとってきました。「もういいかい?」「まーだだよ」という風に、野菜とコミュニケーションをとりながら、与えられたものを無理なく無駄なく収穫して分かち合う。そして、収穫したものをベースに料理の組み合わせを考える。
自然のサイクルを尊重し、その自然を人間が利用させてもらう。楽しくて、頭も柔軟になり、自然との一体感を味わえます。
ブーンと飛んでくるハチの音を聞きながら、無になって畑で作業をする。日焼けして顔も手も黒くなり、土いじりした指は荒れてボロボロになっても、気分は爽快。
こんな風に、土の臭いのする生活をしております。
その対極にある、精神面のお話は次回にでも。
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