2014年6月22日

タッチドローイング体験談


9月に行われる「タッチドローイング in 北海道」の会場を下見するために、先月オーガナイザーの藤田さやかさんにお会いしました。

藤田さんのタッチドローイング初体験は満月で、しかも、タッチドローイングが見出されてちょうど40年目という日でした。

かねてからタッチドローイングに強いご関心をお持ちでしたので、この機会にと、通常より短かい時間ではありましたが、体験していただきました。

<以下、藤田さんの体験談>
2014.5.15
 
元来、思考が優位な私は「感じる」という状態にシフトするのに時間が掛かる方なのですが、順子さんがファシリテートするタッチドローイングの空間は、音・道具がありつつも、既に「無」という状態からのスタートを許されている、準備されている、という印象を受けました。それが強くありながらも、とても穏やかに与えられていることに深い安心感を覚え、最初から、限りなく無に近い状態からワークを始めることが出来ました。

本来はシャーマンドラムというものを使い、その響きによって感じるものを指や爪を使い描いていきますが、私が体験した響きは再生した自然のサウンドでした。

最初は思考がキーワードを拾い上げ、自分の中にある膨大な情報と照らし合わせるように描いていきました。直感というよりも、ストーリーを自ら構築している様に感じました。


ですが、途中からそんなのは嫌だ!と内側のどこかから強い主張があり、体の中心に音を巡らせるように受け入れていき、細胞で音の響きを感じ、みぞおちやハートから湧き上る感情を描いていきました。

すると今までの「ストーリー」とは違う「体験からのストーリー」が描かれていきました。その体験は今世ではないことが直ぐに分かりました。ですが不思議と、これは自分自身である、確かに覚えている、と確信が持てるものでした。

ここでは過去生に触れることが重要だと私は思っていません。ただ「自分自身」「自分の本質」に繋がるものが描かれた結果が、深い深い過去生の記憶だったと私は捉えました。
 

その「自分自身」「本質」に触れられたことによって、更に自分の中から、自分の生命力に繋がる意志のようなものが湧き上りました。

体験でしたので、短い時間ではあったのですが、その限られた時間で、私は自分自身と更に深く太く繋がる一体感・自己統合を感じたのでした。

タッチドローイングは「あなた自身の心の奥にある魂の声を聴き表現するワークショップ」と言われていますが、そうなろうとしなくても、ワークをすることで、そう在ることが出来てしまうことを体感しました。


自分自身との深い深い対話の後は穏やかな安堵に包まれていました。確かな「自分」を感じた後は、日常生活の中に穏やかな、でも加速的な変化が訪れています。


 




藤田さんとワークの後にお話したときに、すぐに冷めてしまう劇的な興奮ではなく、穏やかな安定感の中にいる感覚こそが本物だとおっしゃっていたのが印象的でした。穏やかであっても、ワーク後に加速的な変化が訪れるというのは、体験者のほとんど全員がおっしゃることです。



藤田さんがオーガナイズしてくださる「タッチドローイング in 北海道 〜 ことばを超えたこころを描く」は、9月14日(日)です。詳細はこちらです。


皆さんのご参加をお待ちしております。





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