今回10月末から今月中旬までの日本の滞在は、この間に三年分のことが起こったかのように、濃い体験がぎっしり詰まったものとなりました。あまりにも目まぐるしいスケジュールにどうなることかと思いつつ、好きなことをやっているときは楽しさゆえ、体調を崩すこともなかったのでしょう。
とはいえ、高齢の両親や、理解を示してくれる夫が家族という形で我慢強く裏で支えてくれたからこそ、できたことなのだと思うと、感謝の気持ちで胸が一杯になります。家族や友人、出会った人々・・・私に元気や気づきを与えてくれる一人一人の存在がとてもいとおしく感じられ、それぞれの今のこの役割の奥には魂の仲間としての本当の姿があり、時を超えて繋がっていることが心で感じ取れるのです。そうすると、いっそう感謝の気持ちが深まります。
天から与えられるギフトは、自分の中にも自分の周りにも、そこらじゅうに満ちているのでしょう。
クリスマスの今日、ここシアトルの空から受け取ったプレゼントをシェアします。
朝バルコニーに出てみると、壮大な朝焼けが迎えてくれました。雲の多いシアトルの地ならではの風景と言えましょう。日本から戻り、この地のエネルギーを胸いっぱいに吸い込みます。山の見える風景・・・考えて見ると、子供の頃から常にそんな場所に身を置いてきました。
透明感が心の中までスーッと広がってくるようです。
雲の中を、南北に白い光が伸びています。その光の道を辿るかのように、カラスが北へと飛んで行きます。
空というキャンバスに描かれる色と形。自然は最高のアーティスト。ここには何が描かれていると見えますか?
家の前にあるヒマラヤスギは、巨大なクリスマスツリーのような形をしています。てっぺんに飾る星に代わり、カラスが来てくれました。
空を仰ぐカラスは、私たちの願いを天へと繋げてくれているのでしょうか。
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