毎日引越しの準備でてんてこ舞いをしている。物を処理するのと、引越しの荷造りをするのが同時進行しているため、家中に物が散乱して、気分的にも落ち着かない。最近忙しくてクリエイティブなことをする時間を持てず、心がカサカサしていた。そうなると、体も重い感じになってしまう。
今日は思い切って、先月描いた一枚のタッチドローイングの絵に色付けをした。それはアメジストのヒーリングの絵である。
先月参加したリトリートの最後に、参加者一人ずつにアメジストの原石がプレゼントされた。タッチドローイング創始者のデボラさんは、リトリートの間ずっと会場の中央に置かれてあった29個の石が入った器を持ち上げて、「なんだかわからないけれど、最近アメジストとご縁があって、どうしても今回皆さんにひとつずつあげたいと思ったの。こういうのってニューエイジっぽくて、私の柄じゃないけど」と笑いながら説明してくれた。
石は参加者本人が選ぶのではなく、円になって座り、左隣の人が右隣の人のために選ぶという、デボラさんらしい方法だった。
私の左隣には、今回のリトリートで一番強く繋がったダイアンが座っていた。ダイアンは石の入った器が回ってくると、手を突っ込んで、迷いもせず一個をつかんだ。もう少しじっくりと選んでくれてもいいのにと思うほど、素早かった。しかし、さすがダイアン、独特な石を選んでくれた。
それは取っ手のような形をしており、握ると手の中にしっくりと納まった。持つと「道具」であるという感じがして、不思議な感覚になった。
私は、家に帰って間もなく部屋で静かに座り、石に来てくれたことを感謝して、ハートに石を当てて意識をつなげてみた。すると、体が勝手に動き出し、なにやら儀式のようなものが始まった。
直感で声を出していると、低い音とともに、アメジストと私は地球の核へと降りていった。そこには人類の過去・現在・未来を背負う胎児がいる。この胎児のへそとアメジストが繋がった。
胎児のいる空間には、胎児を見守るスピリットの存在が感じられ、そこは愛で溢れていた。アメジストはヘソを通じて胎児の中へと入っていくと、刻み込まれている人類の苦しみが体の外へと引っ張り出された。それは粘着性を帯びているが、外へ外へと引っ張り出されている。
私の中から自然に声が出てきた。低い音から次第に高い音へと変化していくと、石のエネルギーは声と共にトンネルを抜けるように上昇し、額の辺りからバイオレットとゴールドの強烈な光線となって広がっていった。
アメジストのヒーリング。変容の光は宇宙へと広がっていった。
Touch Drawing: Amethyst Healing (アメジストのヒーリング) |
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