2008年9月19日

芯を突いた夢

今朝方、3つ夢を見た。その中のひとつはこんな夢だった。

「ある少女は、自分が周りの人と違っていることが嫌で、他の人のようになりたくてもなれないことに落ち込んでいた。自分は劣っていて価値がないと思い、自分のことが嫌いだった。そんな自分は人からも嫌われていると考え、人を恨んでいる。そのため暗い性格になり、社会に対しても反感を持っていた。

そこへ賢者の声がして、彼女にこうアドバイスをした。
『あなたはユニークな存在で、他と違うのは当たり前。一人一人が違っているのが自然なのです。違っていることは素晴らしいこと。それは、あなただけが持っているものなのですよ。そのことに気づいて自分に自信を持って、自分を好きになりなさい』

その声に、彼女はハッとした。嫌いという気持ちが先行して、落ち着いて考えたこともなかった。自分をもう一度よく見つめ直してみると、思っていたほどのことでもないではないか。そんな彼女は、やがて自分を認めて自分のことを好きになった。

ふと気づくと、いつの間にか人に好かれる存在になっていた。

それは、自分を好きであることが鏡映しになっているのである」

単純なことだが、芯を突いた夢だった。

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