2011年3月14日

和(輪)の心

家族が辛い思いをしている時、それは伝わってきます
どんなに遠くにいても

愛する祖国が苦しんでいる時、それは伝わってきます
海を隔てていても

体を通して、それは信号として伝わってきます

じっとしていても胸が押しつぶされそうだと
こちら(シアトル)にいる私の友人が言いました

私はずっと胃が痛く、頭痛があり、熱っぽい感じが続きました

あらゆるものが津波にのみ込まれて行く映像を見ながら
どうすることもできない無力感を味わいました

人間なんてちっぽけな存在
文明や科学がどれだけ発達しても
人間なんて、ほんとうにちっぽけな存在

でも、確かなことがあるのです

それは、私達の愛の力です
生きる力です
絆です

日本の皆さんが心を一つにして、助け合っています
こちらでも、何かの役に立てないかと、皆が動いています
世界中の人々が心を痛め、日本を応援しています
昼も夜も、祈りは途絶えることはありません

昨日、日本を包む大きな愛が感じられました

地震が起こる前日からふとあるイメージが浮かんで、手が動いていました。そこからは、刻々と変化していますが、昨日描いたものを、恥を忍んでアップします。

私が愛する日本の底力は「和(輪)の心」であると感じています。それはとても美しい心です。

これからも長く険しい道のりが続くと思われますが、どうか皆さん、皆で力を合わせて新しい世界を築いていきましょう。


                         昨日前半に感じました 



                         昨日後半に感じました



1 件のコメント:

Kayoko さんのコメント...

Junkoさん、こんばんは。

和(輪)、正に「ワンネス」ですね。

日本語は主語を話し言葉では使わないし、更には目的語が無くても話が通じてしまいますよね。「私」の無い社会。
既に繋がっていたんですよね。

そして、震災後、その繋がりを更に感じます。お互いを思いやる気持ちの強さを。

日本は本当に大変な時を迎えていますが、遠くから日本を客観的に見れる今、日本人に生まれたことをとても誇りに思います。

日本の皆様、本当にありがとうございます。
日本のために毎日、お祈りさせていただいています。

Kayoko