2008年1月24日

夢日記のすすめ

夢にも色々あり、全く意味をなさないものも多いが、時としてメッセージ性の強い夢や啓示的な夢を見ることもある。

私は夢日記を付け始めて8年ほどになるが、なんだこりゃと思うような内容のものでも書くようにしている。しばらくたってから読み返すと、大きな意味があったりするものだ。

ひとくちに日記をつけるといっても、寝ている間に見たことを目覚めたときに書き記すというのだから、なかなか容易ではない。特に、最初のうちは慣れるまでに苦労するかもしれない。緊張してしまって深い眠りに入れないかもしれない。そういう場合は、あまり日記を書くことにこだわらない方がよいだろう。質の良い睡眠をとることの方が大切だからだ。

枕元に紙と鉛筆を置いておいて、目が覚めて記憶が新しいうちにできるだけ詳細に書くようにする。これを習慣付けるとなかなか楽しいものになってくるだろう。そして、日記を付けているうちに、結構内容が濃いものになってきたり、あるパターンがあることもわかってくるかもしれない。

私の場合は、メッセージ性のある夢は本人が全く意識していないときに出てきて、強烈なのでしっかり覚えている。記号やシンボル、文字・文章、動物、色、自然現象などビジュアル的に訴えるものや、音楽、声など聴覚に訴えるものもある。予知夢、警告、ヒーリング・治療、過去生の情報、守護霊・指導霊・異星人からのメッセージ、魂の出所の情報、時空間移動など様々だ。私は夢について学問的な知識はないが、夢はかなり深いレベルまで見せてくれることを経験で知った。

興味深い例として、私の場合、大きな波がやってくる夢は、必ずと言ってよいほど変化を迎えるときである。波の大きさを始め、その波を遠くで見ているか、自分に降りかかってくるかでも変化の度合いや内容が異なるようである。

変化と言えば、砂嵐の夢もそうである。「砂嵐」と聞くだけで怖い感じがするが、私にとってはこれは「ちょっと難と思われることがあるけれど、結果的には良い」というみたいである。

繰り返し見る夢は、自分の中で解決されていないこと、実行されていないことを伝えているのかもしれない。アメリカに引越しして自分自身が確立されていない数年間、私はまるで後ろ髪を引かれるがごとく毎日のように夢の中で日本の両親と一緒にいた。しかし、ある気づきがあってから、そのような夢はピッタリとなくなった。

過去生の情報は、何年たっても忘れられないものであろう。映像を見ているだけなのに、すべてがわかる不思議な世界である。そしてその情報は、きっと夢を見た時点の自分が何かを深く知るために必要なものなのであろう。私が見た過去生のひとつは、自分の中のトラウマの原因と、それを助けてくれている夫との関係を深いレベルで理解する上で大きな助けとなった。

さて、「私は夢は見ない」という人もいるだろう。私の友人でもひとりそういう人がいるが、話してみると、そういう人に限って、大事なときには必ずといってよいほどポコッとメッセージ性のある夢を見ている。誰でも夢で必要な情報を受け取っているのだろう。ただ、本人がそれをどれだけ理解しているかは別だが。

また、解釈にこだわる必要もないと思う。わからなかったら、そのままにしておけば、いつかわかるときがくるだろう。私は自分の魂についての情報を受け取ったときには、それがそういう情報であることさえ全くわからなかったが、5年程たってあるチャネラーから魂の出所を知らされて、ある日何気なく夢日記を読み返していたら、ズバリそのものを示す夢を見ていたことがわかった。「あぁこのときに来てたんだ。でも、あまりにも通常の感覚を超えた域だったから理解できなかったのだ」とわかった次第。書いておいてよかった。

夢と上手につきあうと、問題の解決策、自分のやるべきことなど日常生活の中で助けとなる情報を得られて、より前向きに生きられるのではないかと思う。

夢日記をお勧めする。

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